type BXを導入するメリットは、なんといっても多彩なニーズに合わせた構成で購入できることだ。コストを最優先させる構成はもちろん、性能重視とすることもできる。また、性能はそこそこでも、記憶容量を大きくしたい場合や、その逆で、性能は重視するが、セキュリティの関係でHDDは小容量に抑えたいという要求にも応えられる。
また、OSとしてはWindows XPが選択可能だ。一般的なパッケージソフトはWindows Vistaの対応が進んでいるが、実際に企業内の専用アプリケーションとなると、新しいOSの対応は遅れがちだ。重要業務となれば、新OSの対応はじっくりと時間をかけて検証する必要があるため、しばらくはWindows XPが必要な場面も少なくないだろう。
選択可能なCPUは現在では3種類ある。Core2 Duo T7100からT7700まで。グラフィックはチップセット内蔵のインテル グラフィックス・メディア・アクセラレータ X3100とATI Mobility Radeon HD 2300のどちらか。液晶画面はXGA、SXGA+、WXGAの3種類。メモリは512M、1G、2Gバイト、HDDは80G、120G、160Gバイトの各3種類。ドライブは2種類/なしから選択できる。
そのほか、カメラの搭載/非搭載が選べる。カメラもいまやビジネスコミュニケーションツールとして有効で、別体のものを持ち歩くより、画面上に組み込まれていたほうが便利。搭載がぜひおすすめだ。
※OSにWindows XP Professionalを選択した場合、カメラは選択不可
もちろん、高いスペックを選択していけば、金額もそれなりになるが、逆に言えばスペックを抑えれば価格も抑制できるということ。コストパフォーマンスが重視されるビジネスPCだけに、選択の自由度が高いのはありがたい。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」