世界で最初のBlu-ray Discプレーヤーは、サムスン電子が米国市場向けに2006年6月に販売した「BD-P1000」だった。このBlu-rayプレーヤーは、Sony Picturesなどの映画会社やBestBuyといった米国の大型家電店などと提携し、Blu-rayによる映画タイトルの販売開始に合わせ戦略的に販売されたものだ。BD-P1000は、Blu-ray仕様のディスクだけでなくDVDやCDもすべて再生できるほか、高解像度のHDコンテンツでもテレビの仕様に合わせて720p/1080i/1080pというように複数の解像度で出力することが可能だ。
今では「PLAYSTATION 3」も対応したことなどで、名前がよく聞かれるようになったBlu-rayだが、BD-P1000は最初のBlu-rayプレーヤーということで当時注目度は大変高かった。