Microsoftは米国時間6月7日、「Windows Mail」「Internet Explorer(IE)」「Windows XP」に存在する脆弱性を修正する「緊急」レベルのセキュリティ情報を、6月12日の月例パッチリリースで提供する予定だと発表した。
Microsoftの事前通知によれば、セキュリティ情報は合計6件で、緊急レベルのパッチが4件含まれているという。同社は、Windows、IE、「Outlook Express」および「Windows Vista」のWindows Mailに存在している緊急レベルの脆弱性を修正する計画だ。
Microsoftの深刻度評価において最高レベルの「緊急」(critical)に分類されるセキュリティ脆弱性は、ユーザー側の操作をほとんど必要とせずに、システムを遠隔地からコントロールできる脆弱性を示すことが多い。
「Windows XP Service Pack 2」および「Windows Server 2003」、「Windows 2000 SP4」の「IE 5.01」、VistaのWindows Mailが、脆弱性の影響を受けるという。
MicrosoftはVistaをこれまでで最も安全なWindowsと喧伝してきたが、4月にも、月例パッチリリースを前倒しして緊急アップデートを提供しなければならなかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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