Microsoftは米国時間6月4日、新しいプログラム「Ignition」を発表した。このプログラムは、オンラインで楽曲を探すユーザーやゲーム愛好家、最新ニュースをチェックするユーザーなどさまざまな消費者に通じる独自のチャネルをアーティストに提供するという。Microsoftは今回初めて、「Zune」「Xbox」「MSN」の3つのプラットフォームをまたがる宣伝機会をまとめて提供する。アーティストは効率よく3製品のユーザーにプロモーションできるようになる。
Microsoftの声明によると、新しい楽曲をリリースするにあたり大きなインパクトを持つプロモーションチャンスは限定されており、アーティストは視聴者とダイレクトな関係をもち、確固とした印象を与える方法を探っているという。Ignitionはコンシューマーに興味あるコンテンツ提供を約束するもので、「Zune Marketplace」「Zune.net」「MSN Entertainment」「Xbox LIVE Marketplace」の各サービスで1カ月間コンテンツを配置することで、アーティストの露出効果を最大に高める。Ignitionは常に新しい楽曲を提供し、コンシューマーは独占コンテンツ、音楽や動画の無料ダウンロード、動画ストリーミング、編集機能、アーティストのプレイリストにオンラインでアクセスできる。
MicrosoftのMusic Marketing担当ディレクターであるChristina Calio氏は声明で、「Ignitionプログラムは、アーティストが多くの消費者とつながりを持つことを支援する」と述べる。「消費者は、新しい楽曲を見つける方法を探っている。Ignitionは、Microsoftの複数のオンラインプラットフォームをまたがって楽曲や動画、アーティストに関する情報に触れるさまざまな機会を消費者に提供し、アーティストが潜在的な新しいファンとつながりを持つ助けとなる」(Calio氏)
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