Googleの蔵書スキャンニングおよび電子化プロジェクトに中西部の大学12校が加わり、参加大学数はほぼ2倍となった。今回加わった大学は、Googleが最大合計1000万件の蔵書を電子化することに同意している。これらの大学は、ミネソタ大学、ミシガン大学、ミシガン州立大学、シカゴ大学、イリノイ大学、インディアナ大学、アイオア大学、ノースウェスタン大学、オハイオ州立大学、ペンシルベニア州立大学、パデュー大学、ウィスコンシン大学マディソン校である。GoogleとCommittee on Institutional Cooperationを構成するこれらの大学との間の契約期間は6年間で、その後も更新できるようになっている。
Google共同創設者Larry Page氏の母校であるミシガン大学は、オックスフォード大学、ハーバード大学、スタンフォード大学とプリンストン大学らとともに、Googleの蔵書スキャンニングプロジェクトに以前から関わっている。このBook Search Library Projectは、著作権保護下にある書籍もスキャンおよびインデックス化されることから、米国やフランスにおいて作家および出版社の団体から提訴されている。Googleでは、同社の手法は「公正使用」の法規定の範囲内であると述べており、その理由として、著作権物については、一部のみを著作権者や出版社の許可を得ることなく閲覧可能にしている点を挙げている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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