「COOLPIX S50c」でさまざまな状況下で実際に撮影を行ってみた。これらから「S50c」の実力を読み取っていただきたい。
オート撮影モード.1/250s.F3.3.ISO100,WBオート シャドー部からハイライト部までしっかりと表現されている。枝葉の解像感も悪くない
オート撮影モード.1/1000s.F3.3.ISO100,WBオート これも全体的なトーンを表現している。シャドー部の色彩も濁らずナチュラル。極端な彩度強調もなく素性の良い画像だ
オート撮影モード.1/400s.F6.6.ISO100,WBオート ワイド端6.3mmで撮影。何気ないカットだが明るい空でもハレーションの滲みも少ない。ワイド端でのゆがみもなくニッコールレンズの高性能が証明される一枚。露出も適正で画像のヒストグラムを見ても良好なデータとなっていることが判る
オート撮影モード.1/1000s.F3.3.ISO100,WBオート ハイライトからシャドーまできれいに表現されている。白飛びもなく黒つぶれもない。シャドー部のノイズも非常に少ない。さすが老舗カメラメーカーというところとか
オート撮影モード.ISO100,WBオート あえて半逆光で撮影した。若干シャドー部の肌に偽色が出てはいるが、明るい肌の質感はよい。髪の毛やぬいぐるみの質感もよい
オート撮影モード.1/30s.F3.3.ISO200,WBオート 毛の描写はすこし緩い感じだが全体のトーンは悪くない。室内での逆光撮影という悪条件だがしっかりと撮れている
高感度撮影モード.1/125s.F3.3.ISO1000,WBオート 同じように室内での撮影だがこちらは高感度撮影モード。トーンもあり毛の質感も描写されてはいるが、やはり高感度ノイズが多く出ている
風景撮影モード.1/200s.F6.6.ISO1000,WBオート 風景モードにありがちな極端な彩度強調もなく清々しい緑が表現されている
クローズアップモード.1/100s.F3.8.+1.3補正,ISO100,WBオート 全体のトーンがしっとりしているので、肉や野菜などの食材のシズル感も十分に表現されている。コンデジでここまで表現できるのは驚きだ
スポーツモード.1/800s.F8.4,ISO100,WBオート,電子ズーム1.4倍使用 スポーツモードにすることで速いシャッタースピードが設定される。しかしS50cのシャッタータイムラグはかなり大きいので、動きの激しいスポーツを撮影するのは至難。また光学ズームの望遠だけでは被写体が小さくなってしまうので、この写真では約1.4倍の電子ズームを使用した
トワイライトモード.1/10s.F3.3,ISO200,WBオート 夕暮れ時の浜辺。トワイライトモードは少し薄暗くなった光景で使用すると効果的。明るい部分と暗い部分をうまく配置すると良い。スローシャッターでの手持ち撮影だがも手ブレ補正が効いて手ブレせずに撮れている。
夕焼けモード1/400s.F8.1,ISO100,WBオート
トワイライトモード.1/400s.F7.4,ISO100,WBオート ほぼ同じ状況で夕焼け空を撮影。トワイライトモードに比べ夕焼けモードでは露出を抑えて空の赤い色をより効果的に表現しているのが判る
高感度撮影モード1/80s.F3.3,ISO1600,WBオート 薄暗いホール内でもISO1600の超高感度で撮影が可能。ただし高感度ノイズはかなり多い。緊急時での使用と考えたほうがよいだろう
クローズアップモード1/15s.F3.7,ISO200,WBオート クローズアップモードに切り替えると自動的にズームが11mm(35mm変換66mm相当)に設定される。最短撮影距離とレンズ画角との兼ね合いで一番クローズアップ率が高くなるからだ。ネコの毛もしっかりと解像されておりマクロ撮影でのニッコールレンズの性能も高い
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