「S50c」には顔認識AF機能も搭載されている。この顔認識AFは画面内にある人物の顔を見分けてピントを合わせる機能だ。カメラ上面にある「フェイスクリアーモード」ボタンを押して「フェイスクリアーモード」に切り替えることで顔認識AFが有効になる。同時に「アドバンスト赤目軽減」機能もONとなりフラッシュによる赤目現象を抑えることができる(一時的にフラッシュモードを変更することも可能)。この「フェイスクリアーモード」を利用すると人物写真を手軽にキレイに撮影することが可能となっている。またこのモードにおいて、人物のポートレイト効果を「標準」「明るめ」「ソフト」の3つのパターンを選択できるようになっている(シーンモードでのポートレートモードではポートレイト効果の選択は不可)。
「S50c」にはオート撮影モード、フェイスクリアーモード、ブレ軽減モードのほかに15種類のシーンモード、高感度モードが用意されている。カメラの設定およびモード変更など一連の操作は、カメラ背面にあるMODEボタンおよびMENUボタンとロータリーマルチセレクターを操作して選択する。また画像再生時にもロータリーマルチセレクターを操作すると、再生する画像をくるくると探し出すことができる。最初のうちはこの操作系に少し戸惑いもあったが、しばらく使って行くうちに手に馴染んできた。コンパクトなボディの小さなボタンを押すよりはこのクルクル操作の方がストレスが少ないだろう。
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