やはり、本機をスマートに利用するなら、PCとはケーブルで接続するよりBluetoothで接続する方が良いだろう。ただし、本機に搭載されているBluetoothの規格は「1.2」なので、最大通信速度は最大712kbpsとなっているので、それ以上の速度は望めないだろう。ただし、ケーブルレスで接続できる気軽さと、EM・ONE本体の設定を変更する必要がないのは、気軽さという意味では大きな利点となる。
ここまでざっと、標準状態で利用できる機能とその使い勝手を中心にまとめてきたが、総じていえることは「十分使える」ということだ。
正直、すべての機能が使い勝手がよいとは言えないのも間違いない事実だが、その中で「自分がやりたいこと」を見つけて、その使い方を工夫できる人であれば、十分に価値がある端末になることは間違いないだろう。
もちろん、ただ単に「ネットとメールが定額かつ高速に利用可能」というだけでも、十分に魅力的なことは、現代人なら誰でも納得できることだろう。
また、通信機能を内蔵していることによって得られる「情報へ簡単にアクセス可能」ということは、やはり大きなメリット。今後提供されるであろう、さまざまな公式オンラインサービスにも大いに期待したい。
前編となる今回は、標準機能を中心に紹介していったが、次回更新で掲載する予定の後編では、あると便利な周辺機器の紹介や、実際に筆者が利用している利用方法などを中心に、より「実際的な利用方法」を紹介していきたいと思っている。
「実際にどんな使い方ができるのか?」「使っている人はどうやって使っているのか?」というようなことに興味がある人は、是非ともご覧になっていただきたいと告知をしつつ、今回はとりあえずここで筆をおくことにしたい。
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