アドバンスト・メディアは5月23日、室内に設置された機器の音声操作をIP電話端末で可能とするシステム「AmiVoice SceneDirector for IP-Phone」を発表した。シスコシステムズのIP電話端末「CiscoUnified IP Phone 7970G」「同7971G」で利用できる。
同システムは、IP電話端末に音声コマンドを話すだけで、複数の室内機器を一斉にコントロールできる。アドバンスト・メディアでは、会議室での利用を想定しており、プロジェクタ、スクリーン、照明機器、空調機器、AV機器の操作が可能という。
不特定話者対応の音声認識技術「AmiVoice」をベースとしており、事前に声の登録することなく、誰でもすぐに使用できる。操作内容や操作コマンドのカスタマイズが可能なほか、タッチパネルによる操作も行える。
アドバンスト・メディアは、同システムを4月から販売している。基本ソフトの税込み価格は、1部屋当たり385万円から、10部屋当たり620万円から。アドバンスト・メディアでは、初年度6000万円の売り上げを目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力