マイスペースは5月22日、同社が運営するSNS「マイスペースジャパン」の携帯電話向けサービスを開始した。携帯電話からコメントや写真など情報の受発信ができるようにすることで、利用シーンと利用者層の拡大を狙う。
同日付で開設した「マイスペースモバイル」は、マイスペースジャパンの利用者が携帯電話から他の利用者のプロフィールの閲覧や、ブログの閲覧・投稿ができるもの。3キャリア180機種以上の3G携帯端末に対応している。まずはベータ版としてテスト展開し、今秋をメドに携帯電話からの新規登録やプロフィールのデザイン変更などのサービスについても開始。PC版と同等の機能およびモバイルに特化したサービスを順次実装していく。
現在はマイスペースへの会員登録はPCからのみとなるため、モバイルサービスはPC版会員に向けた補完サービスとなる。
マイスペースは2004年1月にアメリカで開始したSNS。利用者がデザインを自由に変えられることや、ミュージシャンとの連動コンテンツなどを特長とし、2007年3月時点で利用者数が約1億7000万人の世界最大SNSとなる。
アメリカではHelio、Cingularなどのキャリアがモバイルサービスにも対応。また、イギリスではvodafoneがマイスペースモバイルに対応している。
日本での携帯版サービス開始について同社では「利用者から携帯版についての問い合わせが多かった。また、一般的なSNSの利用度を調査するとPC版からモバイルに移行しているため、モバイルのサービス開始は急務だと考えていた」としている。
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