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マイクロソフト、マッシュアップ用ツールサービス「Popfly」を発表

文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年05月21日 12時37分
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 これまでは主に一部のプログラマー向けにサービスを提供してきたMicrosoftは米国時間5月18日、今度は一般ユーザー向けのウェブマッシュアップビルダーを発表した。

 現在アルファテスト中のこのホストサービス「Microsoft Popfly」は、一般ユーザーを対象に、視覚的にウェブサイトを作成したり、既存のブログや個人のページにマッシュアップなどの機能を追加したりする方法を提供するものである。マッシュアップとは、ウェブの複数のソースからコンテンツを組み合わせ、それを組み合わせることで新たなサービスを作ることを意味している。

 Popflyには、作成中のページにブロックのアイコンをドラッグ&ドロップすることによってアプリケーションを作成することができるビルダーツールが含まれる。個々のブロックは、スライドショー形式で写真を表示するウィジェットなどタスクやサービスを表し、それらを用いてユーザーはウェブページを作成することができる。

 Microsoftは、ウェブサイトで画像を共有したり、ウェブサービスをマッピングするためのブロックを作成した。

 これらのブロックには「JavaScript」「XML」「Silverlight」で記述されたコードが付加されており、ユーザーはこれらのコードを編集することもできる。同サービス自体は、MicrosoftのブラウザプラグインであるSilverlightで記述されている。

 例えば、「サンセット」という単語でタグ付けされた写真を取得し、それらをMicrosoftの「Virtual Earth」に表示するアプリケーションを作成するには、ドラッグ操作でその2つのブロックを線を結べばよい。

 レンチ形のアイコンをクリックすることにより、検索語などのパラメータや、写真共有サイトの検索速度を変更することができる。Microsoftやその他の企業が提供する主なウェブサービスからのデータを組み合わせる方法を示したチュートリアルも用意されている。

 ウィジェットが完成すると、次に同サービスは、ユーザーがサイトに埋め込むためのHTMLコードを作成する。ユーザーらは自分の作品を共有したり、他人の作品を編集したりすることができる。

 Popflyには、HTMLを学習したくはないが全く新しいウェブサイトを初めから作成したいユーザー向けのアプリケーションビルダーも含まれている。Microsoftで一般向けツールを担当するリードプロダクトマネージャーであるDan Fernandez氏によると、このビルダーには、Microsoftの製品である「Office Live」に含まれるテンプレートとレイアウトツールと同じものが使用されているという。

 MicrosoftがPopflyを開発した背景には、専門的知識のないユーザー向けのソフトウェア開発ツールを提供したかったという理由がある。

 Microsoftからは既に、同社の専門ユーザー向け開発ツールの無償のローエンド版である「Visual Studio Web Express」が提供されている。しかし同社は、このツールは一般ユーザーには使用しにくいことに気がついた。その理由の1つは、このツールではコードを記述する必要があることである。

 Fernandez氏によると、Microsoftは、ビジネスユーザー向けのマッシュアップ作成ツールを提供することも検討中であるという。

 Popfly以外にも、ウェブベースの自作用オーサリングツールおよびサービスは既に存在している。

 Googleは最近、地図用マッシュアップを作成するためのウィザードを発表した。一方Yahooからは、RSSフィードを組み合わせて新しいアプリケーションを作成する「Pipes」が提供されている。

Popfly 提供:Microsoft

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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