Microsoftは米国時間5月16日、ユーザーに対して直近のセキュリティパッチを通知する自社のサービスでより詳細な情報を提供していくことを明らかにした。
MicrosoftのAdvance Notification Service(ANS)は毎月第1木曜日に、翌週の火曜日にリリースされるセキュリティパッチについての情報を、同サービスに登録したユーザーに対して提供している。Microsoftは現在、セキュリティパッチに関するある程度の情報をまとめて、例えば深刻な脆弱性の件数といったかたちで提供している。しかし同社のSecurity Response Centerブログによれば、6月7日以降、事前通知の各セキュリティ情報をより詳細なものにするという。
Microsoftは特に、各脆弱性に関するセキュリティ情報において、その最大危険度や影響、検出に関する情報、影響を受けるソフトウェアについての情報を提供していくという。Microsoftによると、説明は正式なセキュリティ情報の骨子のみとし、正式なセキュリティ情報が火曜日にリリースされた後にその情報を改めて提供することになるという。
Microsoftはさらに、セキュリティ情報をより有用なものとするためにレイアウトを変更することにしており、見本をオンラインで公開している。セキュリティ警告サービスへの登録は、MicrosoftのANSサブスクリプションサイトで誰でも行うことができる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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