長いこと直販モデルに依存してきたDellが、まもなく、再販事業者や小売チャネルでの販売に向けたプログラムを展開する計画という。同社のCEO、Michael Dell氏がウェブサイトCRNのインタビューで語った。Dellは以前にも小売チャネル戦略をにおわせたことがあったが、再販事業者向けのトレーニングや技術サポートなどの特別なプログラムを持たずにきた。CRNの記事によると、Dellは今回、再販事業者がDell製品を販売できるよう多数の支援プログラムや戦略を展開する予定という。
Dell氏によると、同社内で急成長している有望なチャネルはソリューションプロバイダで、北米ではこのチャネルから年間40億ドルの売り上げを計上しているという。
「より明確なプログラムを作成したり、認定ロゴを作るといったことができるはずだ」とDell氏はCRNのインタビューで述べている。「われわれはフェデラルプログラムですでに取引登録を開始しており、このようなことをさらに強化できる。今後、いくつかのプログラムに取り組み、パートナーにリーチする。なぜなら、実際、わが社のビジネスにおいて、この部分は全体を上回る成長率で伸びているからだ」(Dell氏)
Dell氏はまた、世界の消費者向けの小売チャネルにおいてもてこ入れを行う計画を明らかにした。
「将来、小売店でDellの製品を見る機会が増えるだろう。今後数四半期、米国だけではなく、世界の主要各国で強化していくので、注目してほしい」とDell氏はCRNのインタビューで語っている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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