type Tを実用的なモバイルマシンとして考えたとき、重要なのはバッテリーを使った場合の駆動時間だろう。バッテリーは軽量、標準、大容量と3種類用意され、店頭モデルは標準バッテリーとなる。
軽量バッテリーのメリットは、なんといっても重量だ。新type Tは下半身のボディにもカーボンを使っていることもあり、軽量バッテリー搭載で最軽量約1025g*1となる。このときのJEITA測定方法によるバッテリー駆動時間はCeleronモデルで約4.5時間*2、省電力制御に長けたCore2 Duoで約6時間*2となる。
保存や終了操作を考えると最後の“一滴”までバッテリーを使い切るのは無理なので、それよりも少ない時間しか使えないが、軽さを考えれば必要最小限な時間だ。また、標準バッテリーでは容量が倍になっているため、駆動時間も軽量の倍になる。これなら完全に実用範囲となる。
さらに大容量バッテリーも用意されており、バッテリーの出っ張りが大きくなってしまうが、なんと最長約18時間*2と丸一日分使えるのである。
また、これらの駆動時間を実現するため、今回本体の省電力制御機能もバージョンアップされた。
光学ドライブを使わないときに電源を切る機能は以前からあったが、ファンの制御、電源ランプの明るさ調整、モデム、有線LAN、iLinkを使わないときは電源をオフ、さらにリフレッシュレートを下げ、表示して消費電力の少ない壁紙を用意するなど徹底的に省電力化を図っている。
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