アドバンスト・メディアとサイネックスは5月10日、サイネックスが発行するタウン情報誌「mi-ya!」において、携帯電話に話すだけでクーポンを取得できる「ボイスクーポン検索サービス」(http://mi-ya.jp/voice/)を開始した。携帯電話の通信料金を除き、無料で利用できる。
今回提供を開始するボイスクーポン検索サービスは、アドバンスト・メディアの子会社であるボイスドメインサービス(VDS)の音声検索ツールを活用したもの。従来、mi-ya!の読者がクーポンを取得するには、情報誌に掲載されているQRコードを携帯電話にかざす必要があったが、本サービスを利用することで、携帯電話に発話するだけでクーポンを取得できる。
mi-ya!においてボイスクーポン検索サービスを利用する広告主への課金は、11月から行われる予定。5月10日からの試行期間中は無料で利用できる。
両社は今後、アドバンスト・メディアの音声認識技術とサイネックスが持つ全国50万件の広告主のデータベースを生かし、mi-ya!以外にも、ユーザーの利便性を高めたサービスを開発・展開していくとしている。
なお、ボイスクーポン検索サービス開始を記念して、5月10日より3カ月連読で、合い言葉を携帯電話に向かって話すだけで豪華賞品が獲得できるプレゼントキャンペーンを行うとしている。
mi-ya!は福岡県福岡地区で10万部、埼玉県浦和・大宮地区で5万部、それぞれ3カ月ごとに発行されているタウン情報誌。コンビニエンスストア・ショッピングセンター・レンタルビデオ店など、福岡地区の約250カ所、浦和・大宮地区の約220カ所で配布されている。
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