アドバンスト・メディアの子会社であるボイスドメインサービス(VDS)は11月14日、音声によるインターネット検索の携帯電話向けの試行サービスを、11月28日より開始すると発表した。
今回開始するサービスは、携帯電話で発話した企業名や商品名、サービス名を音声認識技術によりテキストへ変換して、目的のサイトへのURLリンクを表示するもの。ユーザーには面倒なURL入力や検索の手間を省く快適さを、企業にはサイトにユーザーを誘導する宣伝手段を提供する。対象となるのは、一般の携帯電話および専用ランチャーソフトをインストールしたスマートフォンだ。
料金についてはボイスドメインの登録企業から徴収するため、ユーザーには音声通話によるアクセス料金とパケットによるアクセス料金を除いて無料で提供される。VDSでは2006年1月15日には企業(広告主)による企業名・商品名・サービス名の登録受付を開始し、3月より正式サービスを開始する予定だ。
同社では今後のサービス数値目標として、国内のボイスドメイン登録数を2006年3月期に4000ボイスドメイン、2007年3月期には13000ボイスドメイン、国内の売上高については2006年3月期に5000万円、2007年3月期には2億3400万円を掲げている。また、ボイスドメインサービスDSR対応端末数は、2006年3月期に20万台、2007年3月期に50万台、2008年3月期に300万台を予想している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス