最新の報告によると、インターネット広告に対する世界の支出は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオへの支出にまだ追いついていないものの、2008年にはラジオの広告支出を上回るという。
ロンドンを拠点とするメディアサービス企業ZenithOptimediaが3月に発表した資料(PDFファイル)によると、2006年に244億ドルだったインターネット広告支出は2009年には429億ドルに達し、この間の伸び率は従来のメディアに比べて6倍近くになると見込まれている。広告市場全体におけるインターネット広告のシェアは5.8%から8.7%に拡大するという。
インターネット広告支出は2007年に28.2%増加するのに対し、他の媒体への広告支出は3.7%の伸びに留まると予測されている。
インターネット以外で、2009年末までに広告市場全体よりも急速に成長すると見込まれているのは、映画と屋外広告だけだ。地域別に見ると、成長力が高い広告市場は中東、中欧、東欧となっており、北米の市場は最も成長力が低いという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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