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サンのシュワルツCEO、超格安携帯電話の開発構想を語る--JavaOne Conferenceにて - (page 2)

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年05月09日 16時16分
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 現在Sunは、JavaをMotorolaやNokiaなどの携帯電話企業にライセンス供与している。これらの携帯電話企業は、基礎的な「リファレンス実装」ソフトウェアを利用して通常、独自のJavaコンポーネントを開発している。

 しかし、SunはJava FX Mobileに関しては料金を直接請求すると見られる。Sunのソフトウェア担当エグゼクティブバイスプレジデントであるRich Green氏は、携帯電話メーカーがJava FX Mobile の利用を開始する時期について、2008年前半と見るのが現実的だと語った。

 Sunは、プリビルドされた「バイナリ」を携帯電話機メーカーに販売する。これにより、携帯電話に使用されるJavaに付きまとっていた互換性の問題の一部が解消する。Sunは長年、「一度(プログラムを)書けば、どこでも実行可能」をJavaの売りにしてきたが、携帯電話メーカー各社がさまざまな種類のJavaモジュールを有効にしたため、ある電話端末用に開発されたソフトウェアが別の電話端末でも使用できるとは限らなかった。

 Green氏は、「Java FXはバイナリ製品だ。バイナリを実装するのであれば、細分化することはありえない」とした上で、「このビジネスモデルであれば、一部のライセンシーはソースコードをいじくり回す必要がないので、時間とエネルギーを節約できる」と語った。

 Sunは、Java FX Mobileを使って開発されたアプリケーションを実際に携帯電話上で実行して見せた。そのアプリケーションの中には、Yahooの携帯電話向けインターネットサービス「Yahoo! Go for Mobile」も含まれていた。Gosling氏によると、Sunは、台湾のFirst International Computerが開発した携帯電話端末を使い、余分な機能を排除したLinuxでこのソフトウェアを実行したという。

 現在、世界にはインターネットを利用できない人々がまだ多く存在する。Sunは長年、それらの人々がインターネットを利用できるようにする取り組みを続けてきた。Sunがその取り組みを続ける1つの理由として、インターネットベースのサービスを提供する銀行や政府などにバックエンド機器を販売したいという同社の思惑がある。

 この取り組みをさらに推進するため、Schwartz氏は、自ら「国境なき技師団」と名付けた取り組みについて語った。この取り組みは、技術者たちのエネルギーを整理、統合し、人類の運命を良い方向に導くことを目的としている。

 「発展途上国に技術を提供しようとする人々について情熱に溢れている」(Schwartz氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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