Sunが「OpenOffice.org」プロジェクトのサポートを開始した。MacユーザーはOpenOffice.orgのネイティブ版を予想よりも早く手に入れられるかもしれない。
SunのPhilipp Lohmann氏はOpenOffice.orgの公式ブログで米国時間5月3日午前、Sunが同社の生産性スイート「StarOffice」のオープンソース版であるOpenOfficeの、Macユーザー用インターフェース「Aqua」へのポーティングを支援すると発表した。これは、SunがMacユーザー向けOpenOfficeのベータ版をリリースして以来、5年近くも継続されてきたプロジェクトである。
しかしそのベータ版は、AppleのAquaやグラフィックス技術である「Quartz」を用いて構築されていなかったため、利用するには別のソフトウェアをインストールする必要があった。Lohmann氏によると、Sunは開発者らの支援により、ネイティブ版の作成が高速化できると期待している。しかし、同氏はリリース時期は明らかにしなかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」