ソフトバンクモバイルでは、基本料金を安くしてユーザーを増やし、有料サービス追加で提供して1人あたりの利用料金を伸ばす戦略をとっている。これはADSLサービスのYahoo! BBで成功したモデルだ。
今後はADSLやFTTH、固定電話網などと携帯電話網を統合し、回線コストや運用コストを下げると同時にネットワーク容量を拡大して、さまざまなサービスを提供していく考え。「現在、収益源の大部分はインフラ事業だが、これを多様なコンテンツ群にシフトしていく」(孫氏)
ソフトバンクグループにはポータル最大手のヤフーをはじめとして多くのインターネットサービス事業があり、これらの資源を活用していく考え。ソフトバンクモバイルでは、モバイルポータルサイトの「Yahoo!ケータイ」に直接アクセスできるボタンを端末に搭載したところアクセス数が急増したといい、2007年4月末時点におけるソフトバンクモバイルからYahoo! Japanの携帯電話向けトップページにアクセスしたページビュー数は2006年6月末の53倍になったという。こういったグループ間での相乗効果を拡大していく方針だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力