ファッションケータイなのだから、多少スペックが劣っていてもデザインを取る、と言う選択肢がある。812SHもデザイン性で選んで損しない端末であることは確かだ。しかし驚くべき事に、この端末に搭載されていない機能を探してみると、これがGPSとワンセグ程度しかないのだ。
SoftBank 3Gの標準スペックを全て搭載しているのが812SHの中身。日本では3Gで、海外ではGSMトライバンドで通信することができる。Bluetoothも当然搭載されており、プロファイルはHeadset、Hands-Free、Dial-upNetworking、ObjectPush、File Transfer、Basic Imaging。また4Mbpsの高速赤外線通信が可能だ。
また2.0メガピクセルカメラでは1200×1600ピクセルの静止画の他に、320×240ピクセルの長時間動画を撮影可能となっている。さらにミュージックプレーヤーの機能も、最大で16時間半の再生が可能で、再生中は背面液晶に曲名を表示できる。エンターテインメントへの対応もばっちりだ。
搭載されているコミュニケーション機能もフル装備。Yahoo! mocoa、S!タウン、ホットステータス、サークルトーク、お天気アイコン、ライブモニター、アレンジメール、マイ絵文字、フィーリングメール、S!アプリ、S!キャストに対応しており、テクノロジやコミュニケーションのサービスはきちんとそろっている。
そしてなによりおサイフケータイに対応している点は外せない。2007年春から首都圏の私鉄でPASMOがスタートしてモバイルSuicaをセットアップすれば812SHで乗り降りが可能になったり、セブンイレブンの電子マネーnanacoもケータイでの対応が前倒しとなるなど、よりいっそう便利な使い勝手が広がっていく。
このように端末のおしゃれさだけでなく、テクノロジや搭載されている機能の点でも、きちんと頼れる端末としての側面を魅せてくれる。キレイやオシャレは内面から、という言葉にピッタリと当てはまるじゃないか。
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