オシャレは中身も手を抜かない--SoftBank 812SH - (page 4)

ソフトバンクモバイル
内容: ニューヨーク、パリ、ミラノ、そして東京。ファッションの世界では次々にファッションショーが展開される季節である。ケータイの新製品もほぼほぼ同じサイクルでリリースされてきている。だったらファッション性を存分に取り入れてしまおう。SoftBankの20色展開を実現した812SHには、そんな思い切りの良さを感じてしまう。しかしこのファッションケータイの本質は、20色を揃えたカラーバリエーションではないかも知れない。

デザインで選んで、充実したケータイライフを

 現在810SHや811SHを使っているユーザーに812SHを見せると、カワイイ、オシャレ、といった感想をもって歓迎されるのだが、端末を開いてメニュー画面を出した瞬間、「おや」と雲行きが怪しくなり、「画面がキタナイ」と言われてしまう。シャープ製SoftBank端末の先代、810SHと811SHには、VGAディスプレイが搭載されていて、それに慣れているユーザーからするとQVGAディスプレイの812SHの画面は粗いと感じてしまうようだ。次のキレイのポイントはディスプレイということだろう。

 ディスプレイのクオリティはともかく、派手な20色展開が目を引く812SHだが、中身を見ると2007年のケータイのスタンダードをきっちりとおさえている点には驚かされる。つまりデザインで812SHに飛びついたとしても、不便を感じることはないだろう。それ以上に、メールが多用されるケータイ利用のスタイルから考えて、今までのケータイに比べて圧倒的に打ちやすいキーへの満足度は高いのではないだろうか。

 安心して自分のカラーを選んで、シンプルかつ充実したケータイライフを。これが2007年春のケータイが出す、われわれの答えかも知れない。

  • メモリに登録されていない番号から着信があると、通話終わりに電話帳登録を促す画面が出てきて親切

  • 写真やアレンジメールのテンプレート管理・閲覧では、サムネイルとプレビューを共存させたメニューで使いやすい

  • メール着信があると、アドレスがサブディスプレイにスクロールされる

  • 新着メールが届いた状態でのサブディスプレイ。3行表示は情報量豊富

  • サイドボタンを押すことで、メールをプレビューすることが可能

  • 店頭では背面パネルのみのモックが展示されていて、質感も製品と同じであるため、選びやすい

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