ネット広告配信のオプトリンクスはこのほど、クリック率やコンバージョン率の向上のため、ユーザーのウェブ閲覧履歴などの情報を分類する「CALCS-IT」を開発した。
このシステムの開発により、ユーザーのIPアドレス・MACアドレス・メールアドレスなどの個人情報を登録することなく、ネット上の膨大な情報の中から各ユーザーにとって最適な情報を得ることが可能となる。
同社代表取締役の藤川隆也氏は「1年以内をめどに今回開発したCALCS-ITを実用化し、アクトマッチ広告システムとの連動を目指す」と述べている。
アクトマッチ広告は、広告を配信するソフトウェア「オプトメディア」のユーザーが閲覧しているウェブサイトを分析し、各ユーザーの興味・嗜好に沿った広告をポップアップ形式でデスクトップ上に配信する行動ターゲティング型広告。
同社が2007年1月下旬から3週間行ったアクトマッチ広告の実験では、通常のバナー広告に比べてクリック率が約10倍、さらにコンバージョン率も一般的なウェブ広告に比べ高い結果が出ているという。
オプトリンクスは、アクトマッチ広告でクリック率やコンバージョン率のより高いサービスを提供するためにCALCS-ITを開発したとしている。
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