かわいい家庭用掃除ロボットと主力産業の軍用のロボット。ロボットの用途としては両端に位置するこれらの目的にiRobotは使われている。しかし、iRobotとBoeingが米国時間4月23日に協力を発表した軍事、民生、市販ロボットはこれら両者の中間に位置する。
SUGV Earlyと呼ばれるSmall Unmanned Ground Vehicleは、重量が30ポンド(約13kg)未満だ。同ロボットは、イラクやイランなどの紛争地域でビル、洞窟、トンネルの探査や即席爆破装置(IED)の処理で使われるiRobotシリーズのロボットと比べても小さい。
SUGV Earlyを安全な場所から操作しながら、偵察や情報収集活動が可能となる。iRobotでは、SUGVの小さな車体に軍事、警察、救急関係者らが興味を持ってくれることに期待している。今回の提携においてBoeingは、同社の世界的なマーケティングリーチとともに、システムインテグレーションと量産における専門的技術を貸与する。
この新しいSUGVは、出荷を2008年に予定されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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