Googleは最も多くのユーザーに利用されており、どのライバルよりも多くの利益を広告のクリックから得ている。調査会社eMarketerによって新たに発表されたレポートによると、2007年に米国で有料検索に投じられた金額の3分の2がGoogleのポケットに入ると予測されている。
Nielsen/NetRatingsは、米国検索市場におけるGoogleのシェアを40%としている。これに対し、Yahooのそれは12%、Microsoftは9%となっている。一方、HitwiseはGoogleのシェアを64%、Yahooを21%、Microsoftを9%としている。
Googleの決算は、Yahooが米国時間4月17日に発表した同社の第1四半期決算と対極をなしている。Yahooは、純利益がウォールストリートの予想を下回る前年比11%減となった。新しい広告販売システムがふくらむ期待に応えられないことが判明すると、Yahoo株は時間外取引で11%以上値を下げた。
Google株は1株471.65ドルでこの日の取引を終えたが、決算発表後の時間外取引で2.7%値を上げた。
Stifel NicolausのアナリストScott Devitt氏は、「目標達成の継続が織り込まれた値段ではない同社株はパフォーマンスが優れている。Googleは業界の2倍、そしてYahooの約6倍の速度で成長を続けている。この分野の優良株であり、本当の成長企業として市場に残る高時価総額インターネット企業の1つだ」と述べている。
Googleは今後に向けた指標を示さないが、Schmidt氏は、第2四半期は第1四半期より落ち込むのが一般的だとして注意を呼びかけている。
同社はまた、Schmidt氏が取締役会会長に、そしてスタンフォード大学学長のJohn Hennessy氏が主席社外取締役にそれぞれ選任されたことも発表した。
Googleは今も積極的な人材確保を進めており、2006年末に1万600人だった正社員の数は1万2000以上に増加している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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