Web 2.0の挑戦者:地域密着型のレストランガイドMenuism - (page 3)

文:Emily Chang 翻訳校正:編集部2007年04月20日 08時00分

Menuismを次の段階に進めるためには何が必要ですか。

 レストランレビューという範囲の中でMenuismのブランド認知度を上げるための、マーケティングや宣伝の強化です。

Menuismの基盤となるビジネスモデルがあるとすれば何ですか。

 現在は広告収入で収益を上げています。長期的には、レストランの利用者、運営者、関係者すべてに価値を提供するために、このコミュニティーを活用することに集中します。

差し支えなければ、1日の平均アクセス数を教えてください。

 アクセス数は多く、増加しています。スケーリングが大きな課題となるほどたくさんのアクセスがあります。しかし泣き言を言っているのではありません。嬉しい悲鳴なのです。「Alexa」や「Quantcast」を見れば、われわれのサイトへのアクセス数の大体の傾向が分かりますよ。

Menuismについて最も優れていると自認する点は何ですか。

 このサイトのおかげで新しいレストランを見つけた、という反響を聞くととても嬉しいです。例えば「Menuismを見たのでこの場所を試してみたところ、良かった」と言った声です。本当に嬉しくなります。

ウェブで現在起こっているシフトを若い人たちに向けてどのように説明しますか。

 今こそウェブが本当の意味で個人的で使えるものになり始めました。ブロードバンドを利用できる環境が拡大し、また個人情報をオンラインに提供することへの抵抗が下がりました。一方で、強力で無料の開発ツールの普及が、より多くの夢を持つ人たちが自分のアイデアを(バーチャルな形で)実現するのを可能にしています。どのサイトにとっても、幅広い層の人々の要求を満たすことはもはや必要ではありません。一部の人たちの要求に応え、持続可能なビジネスを行うことができます。

ご自身のサイト以外に毎日どのようなサイトにアクセスしていますか。

 Justin:RSSリーダー、Slate、NPRポッドキャストで、Rocketboom、Gmail、 Sitemeter(統計データをチェックしなければ!)、TechCrunchなど、多数のサイト。

 John:RSSを使ってGmail、Sitemeter、Nytimes、Slate、TechCrunch、Seattle Times、Digg、他多数のサイト。

睡眠時間はどのくらいですか。

 6時間から7時間くらいです。

 メールでのインタビューに応じてくれたMenuismのJustin ChenとJohn Liに謝意を表する。

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