ヤフー、軟調な四半期決算を発表--Yahoo Paypal CheckoutでGoogle Checkoutに対抗へ - (page 2)

文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年04月18日 10時53分

 Semel氏は「われわれは、広告主とターゲット顧客を結びつける戦略を意欲的に進めている(中略)また、あらゆるフォーマットに対応する、最も有効な統合ソリューションを提供することにも取り組んでいる」といった。また同氏は、2007年の成長は、Yahooがリードする米国ディスプレイ広告市場の動向に依存するとの見方を示した。「長期的には市場より大きく成長する」と同氏は付け加える。

 Stifel NicolausのアナリストScott Devitt氏によると、Panamaの滑り出しが順調でなかったこと、ディスプレイ広告や手数料ビジネスが減速したことを受け、Yahoo株価は時間外取引で下落基調になったという。

 「Panamaに対する期待値は前四半期の間に高まり続けた。売上増加を見込める要素が今回示されなかったことが、時間外取引の株価(下落)につながった」と同氏は述べる。

 Jackson SecuritiesのアナリストBrian Bolan氏は、Yahooが前四半期に「市場を失望させるような費用」を計上しており、今後の見通しも「印象に残らない」ものであると述べている。

 Bolan氏は17日に発表したリサーチノートで「Yahooは、軟調な四半期決算を発表し、ストックオプション経費などの費用がかさんだことを明らかにした。また、電話会議の場においてCEOの存在感は感じられなかったことも、近いうちにトップが交代することを暗示しているのではないか。トップ交代にはわれわれも賛成だ」としている。

 Semel氏は、検索の新機能「Yahoo Paypal Checkout」のリリースに向けて、eBayとの戦略的提携を拡大することを発表した。Yahoo Paypal Checkoutは、検索結果ページで、PayPal Express Checkoutに対応する小売店の横に青色のショッピングカートを表示するというもの。これはGoogelの支払システム「Google Checkout」への対抗措置である。

 Semel氏はまた、YahooがUnited Onlineとの複数年独占契約を獲得したことも明らかにした。これはUnited OnlineがNetZero、Juno、BlueLightブランドで展開するインターネットアクセスサービスにスポンサード検索やウェブ検索結果を提供するというもの。

 電話会議の席上で、Semel氏はYahooが今も、最も多いアクセス数を誇るサイトであることも喧伝した。

 もっとも、comScore Networksが発表した、3月の米国検索市場シェア調査では、50%近くのシェアを獲得したGoogleがトップにつけており、Yahooのシェアは約27%となっている。

 Yahoo株価は約1.5%高の32.09ドルで米国時間4月17日の取引を終えている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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