ガイドメニューの「ライフ」にある「ブラウザ」や「メール」は、通常使う設定になっているソフトがそれぞれ起動する。「ジャストホーム4」をスタート時に起動するよう設定しておけば、このガイドメニューがパソコンのよく使う機能をまるごと目的別に使えるように、ランチャーとして機能するわけだ。
ここに登録されている「予定表」は、「eタイム」という、ジャストシステム製のユーティリティーで、家族で簡単に予定を共有したいときに役立つシンプルなスケジューラー。ガイドメニュー右側に表示されている「Mini Calendar」にもリンクされている。また、この「ライフ」の一番右、「キーボード練習」には「キーボードファイターDX」というユーティリティーが登録されている。ゲームでタッチタイプの練習ができるもので、小学生にも使えるよう、漢字にはふりがなも振られている。
一番下のカテゴリ、「ツール」に登録されているのは、「オプション」と「バックアップ」「電卓」だ。「バックアップツール」は、「ジャストホーム4」で作成したデータを保存するもので、メールのデータなど「ジャストホーム4」の管理していない一般的なデータは対象外だ。万が一トラブルがあって、「ジャストホーム4」だけを再インストールしたいときなどに役立つだろう。
また、「電卓」に登録された「まめたく」は、4デザイン・10種類の中から選択できるミニツールで、税率計算などに便利。ガイドメニュー左に表示される「Information Board」は、住んでいる場所を設定しておくと、天気予報情報が表示されるサービスもある。
「ジャストホーム4」は、「パソコンやプリンター、デジカメもあるけれど、なんとなく使いこなせない」と感じているユーザーに役立つ統合ソフトだ。パソコンを使い始めた子どもとコミュニケーションを取るのにも役立つし、初心者ユーザーの両親へのプレゼントにも最適なのではないだろうか。使いやすい作りのソフトが操作を手助けしてくれるし、豊富なテンプレートが“あとちょっと”の部分のクオリティを高めて、満足行く物が仕上げられるだろう。
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