パソコン初心者には、いまだにパソコンは“なんでもできる”というイメージが強い。「パソコンを使っている」と言ったとたんに、写真のプリントや名刺作りを頼まれるなんてことはよくあることで、趣味の集まりの会報作りや町内会の名簿作りなどを頼まれてしまって困ってしまった、という話も聞く。しかし、せっかく頼まれたのだから、プロが作ったような、かっこいいポスターを作って期待に応えたいところだろう。
地域の「掲示板」を見るとわかるのだが、意外にもまだ手書きは多い。パソコンで作ってあったとしても、ワープロソフトで簡単に作られたものがほとんどで、街中の掲示物と比べるとどうしても見劣りしてしまう。街中ではポスターから看板まで、あらゆるものがプロにデザインされていて、見る側の目は以前より確実に肥えてしまっている。
今では単に見出しが大きかったり、挿絵が入っているだけでは目立たない。できればトータルにデザインされているテンプレートがベストだ。文字で書いてある内容が同じでも、このデザイン1つで印象がまったく変わってきてしまう。
「ジャストホーム4」の場合は、特にこのテンプレートのクオリティの高さが魅力だ。ガイドメニューの「ワープロ・表計算」をクリックすると「ホーム・プリント集4」が起動され、「サークル活動」「地域活動」など目的別にテンプレートが並び、このサムネイルで内容をチェックして作成したいもののテンプレートを選ぶことができる。「囲碁・将棋教室の生徒募集」から「自治会会報」まで、必要な項目を入力していくだけで仕上げられる、便利なテンプレートが揃っている。
「名刺・ラベル・カレンダー」では直接「ラベルマイティ」が起動し、豊富なテンプレートからさまざまなアイテムが作れる。たとえば番組を録画したDVDメディアや、好きな曲を集めたCD用にラベルをデザインすることもできるし、プライベートで使う名刺をかっこいいデザインで作るのも簡単だ。
ほかにも、撮り貯めたデジカメ写真で家族のカレンダーを作ったり、ジャムや調味料などのビンの中身がわかりやすいようラベルを作ることもできる。「ラベルマイティ」単体で購入するよりはラベルの種類は少ないが、機会が多くなったら、「Audio&Visual編」「キッズネーム編」などさまざまな種類のサンプル集が発売されているので、それを利用してもいいだろう。
「はがき・住所録」からは「楽々はがき」が起動する。年賀状印刷で活躍するこのソフトは、「おもて」と「うら」をそれぞれ作ってプリントする一般的なスタイル。うら面のデザインには、定番の年賀状や暑中見舞い以外にも、引越、誕生日、結婚、出産など、はがき作成でよく使われる内容のテンプレートが登録されていて、たとえば「出産」であれば、「報告」「お祝い」「お礼」と、出産した側と祝う側、どの立場の人にも使えるテンプレートがそれぞれ用意されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力