「ウェブでできることはするな」--Second Lifeで成功する秘訣とは - (page 2)

永井美智子(編集部)2007年04月10日 19時44分
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Second Lifeを使ったプロモーションを成功させるには

 すでに日本の企業でもSecond Life内に空間を持ち、プロモーション活動をしている企業は多い。しかし、その取り組みはまだ不十分だと浅枝氏の目には映る。

 1つは、空間を作っただけで満足してしまっている企業が多いことだ。情報を更新したり、新しいものを追加している企業は少ない。しかし、何か新しいことが起きていない場所には、ユーザーは2回以上訪れないものだ。これは現実の街やウェブサイトでも同じだと浅枝氏は指摘する。

 「何も手を入れなければ、効果が出ないのは当たり前だ」

 もう1つは、ウェブサイトとの連動が少ないことだ。「Second Lifeに参入している企業のうち、自社の空間に関する情報をサイト上に掲載しているところは、実はほとんどない。ユーザーが訪れたいと思っても、Second Life内に進出したことを発表したプレスリリースを探し出して、そこから場所を探さなければいけないような状態になっている」

070410_meltingdots2.jpg 米国で開かれた「Virtual Worlds Spring 2007」では、多くの参加者がSecond Life内でのニックネームを名刺に印刷していた。日本でもいずれ同じことが起こると浅枝氏は期待する

 メルティングドッツでは、日本のユーザーが抵抗感なくSecond Lifeを始められるように、専用の入会登録ページや、操作方法などが日本語で分かる「チュートリアル島」という空間を3月に公開している。今後は同様のシステムを企業が利用できるようにし、企業サイトからSecond Lifeに入会したり、その企業の空間に飛べるようにする。

 「自社サイトからSecond Lifeに会員登録してもらえば、ユーザーのメールアドレスなどの情報を取れるようになる」といい、企業はより効果的なマーケティングが可能になるとした。

 また、メルティングドッツではSecond Life内におけるプロモーション活動の効果測定もしている。企業の空間を訪れた人数や再訪問率、滞在時間などを計測し、企業にSecond Life内でのプロモーション効果を理解してもらう取り組みも進めている。

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