オンライン動画投稿サイトの出現が、過去や現在の政治家の失言や赤面する場面を暴露する場を提供している。たとえば2006年に、共和党のGeorge Allen元上院議員が、対立候補を支援する大学生ボランティアを猿に例えた「Macaca」発言や、最近では2008年の米大統領選への出馬を狙うJohn Edwards氏が熱心に髪型を直すしぐさが記憶に新しい。
こうしたYouTubeや同種のサイトの影響力は、元下院議長Newt Gingrich氏にもおよんでいる。
米国時間3月31日に行ったスピーチの中で、スペイン語を「貧民街の住人の言葉」と言ったGingrich氏は、4月4日になって、YouTubeに開設していた自身の専用チャンネルに弁明のための動画を投稿した。しかも、2種類も。
英語版の動画は所要時間約2分だ。一方、Gingrich氏自身が「完全ではない」と認めるスペイン語で語る動画は、英語の字幕付きで英語版より1分長い。
どちらのバージョンも、Gingrich氏は、スーツに金色のネクタイという装いで、書棚を背にしてじっとカメラを見つめて語る。Gingrich氏は言葉の選び方が悪かったためにラテン系コミュニティーに「悪感情」を生んだのではないかと懸念していることを認めた。整然とした口調でGingrich氏が説明したところによると、同氏にはスペイン語のことを批判する意図はまったくなく、単に米国に住む人々は英語に習熟するよう心がけるべきだと言いたかっただけだと語った。
2006年7月にYouTubeに自身のチャンネルを開設して以来、Gingrich氏は17種類の動画を投稿しており、話題はイラク戦争からHillary Clinton議員を政治的に攻撃した「Vote Different」と題された動画問題まで幅広い。大統領選の候補者になると目されているGingrich氏の、プロフィールにある関心・趣味欄には注目しないわけにはいかない。動物園めぐり、恐竜、そして当然、国家安全保障が並んでいる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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