W52Tのカタログやスペシャルサイトなどでは、上下左右方向の丸いキーのまわりが青く輝いている様子が映し出されている。しかし、W52Tを触っていてもなかなかこのLEDが点灯しない。
このLEDは基本的に着信時に点灯する。そのほかはスライドをした場合に点灯するように設定できる。このキーのイルミネーションに魅力を感じたユーザーにはとっては少し残念だが、点灯させたければボディを開閉してみるしかない。
また、数字キーの照明は、通常では周囲が暗いときだけ点灯し、そうでない場合は点灯しない設定となっている。画面の上に明るさを感知するセンサーがついており、ここを覆ってしまえば数字キーを押した場合に一定時間点灯する。
イルミネーション好きには少々残念だが、キーのイルミネーションもバッテリーの持ちに関わる部分。必要のないときに点灯させないことで、電池の節約ができるなら評価したいところだ。
W52Tは全部入りと言われながら、残念なのはオープンアプリプレーヤーが非搭載であるという点。ドコモに遅れること6年、やっと自作のJavaアプリが実行できる環境を手に入れたauで、早速Javaアプリを試してみたいというユーザーはW52Tを選べない。
それでも、現在のau携帯電話でVGA表示液晶、ワンセグ、おサイフケータイと実用的な機能をひととおり網羅したいならW52Tしかない。さらに、Bluetoothを使いたいユーザーにとっても唯一無二の選択だ。
Javaの必要がなく、高機能を求めるユーザーには間違いなく「W52T」は“買い”の機種となるだろう。
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