Cisco Systemsは米国時間3月22日、米連邦通信委員会(FCC)元委員長のMichael K. Powell氏を同社役員に任命したことを明らかにした。Powell氏は即日就任している。Powell氏は、ウィリアムアンドメアリー大学とジョージタウン大学ロースクールを卒業し、1997年に当時のBill Clinton米大統領によってFCC委員に指名された。2001年にはGeorge W. Bush大統領によってFCC委員長に任命され、2005年のBush政権2期目の初期まで同職を務めた。FCC委員長時代のPowell氏は、電気通信分野での大幅な規制緩和とともに、下品な放送コンテンツに対する「適切さを欠いた」取り締まりでも知られていた。
Ciscoの役員にはほかにも、Yahooの共同創設者Jerry Yang氏、スタンフォード大学学長のJohn L. Hennessy氏、そしてCiscoの最高経営責任者(CEO)を務めるJohn T. Chambers氏といった著名人が名を連ねている。Powell氏は、Ciscoでは新入りだが、役員としての経験は豊富で、非営利研究機関のAspen InstituteおよびRAND Corporation、民間企業のObjectVideoおよびCMWareでそれぞれ役員を務めるほか、ウィリアムアンドメアリー大学の視察委員会の委員も務めている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する