ウェブサイトの利用動向を調査するネットレイティングスは3月22日、動画共有サイト「YouTube」の国内家庭からの利用者が1000万人を突破したと発表した。2007年2月のインターネット利用動向に関する調査結果から明らかになった。
同社によれば2月時点で利用者が1000万人を超えるドメインは、yahoo.co.jpやrakuten.co.jpなど18サイトしかないという。ページビュー数は約6億2500万PV、1人当たりの月間平均利用時間は1時間15分となった。
YouTubeは2005年12月に正式公開され、2006年夏ごろまで急速に利用者数、ページビュー数が伸びた。2006年12月には増加に勢いがつき、わずかサービス開始から14カ月で1000万人の大台に到達したことになる。ネットレイティングスが2000年に視聴率調査を開始して以来、利用者が1000万人に到達したサイトとしては最速記録になるという。
ネットレイティングス代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之氏は、「YouTubeブランドは、昨今のニュース報道等で多くの人の認知を得るところとなったが、トップページの利用者はYouTube全訪問者数の2割程度にとどまっている。これはブログやSNSの日記・コミュニティなどのいわゆるCGM(消費者作成コンテンツ)に貼られた膨大な個別映像やURL経由で大半の利用者が流入しているためだ」として、CGMが強力な誘導力を持っていると指摘している。
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