東京地裁、堀江元ライブドア社長に懲役2年6カ月の実刑判決

永井美智子(編集部)2007年03月16日 10時11分

 元ライブドア代表取締役社長の堀江貴文被告が証券取引法違反容疑で逮捕、起訴された事件で、3月16日、東京地方裁判所は懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡した。

 堀江被告は、元取締役の宮内亮治被告らとともに、2004年9月期の決算を粉飾した疑いなどが持たれていた。東京地裁は検察側の主張を認め、実刑判決を言い渡した。争点の1つとなっていた、ライブドアが自社株を売却して得た収入を自社の利益として計上していたという点については、元取締役の熊谷史人容疑者らの供述をもとに、堀江被告が不正を認識していたと判断した。

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