フェイス、新たな配信プラットフォーム構築と事業拡大を目指し新会社設立

 フェイスは3月15日、新設会社「株式会社フェイス・ビズ」を設立すると発表した。設立登記日は5月1日を予定している。

 これは、3月15日に開催された取締役会で決定したもので、フェイス・グループにおけるソフトウェア開発、ネットワークシステムの構築、運用などの配信プラットフォーム技術などに関する経営資源を集約するために、同事業を会社分割するというもの。これによって新たな配信プラットフォーム構築と事業拡大、経営効率化を目指す。

 新会社では、音楽配信技術、動画配信システム、ECソリューション、画像・音声認識技術をはじめとした技術プラットフォームのグループ内外への提供、およびその技術を利用した独自のサービスを企画、展開していく計画だ。また会社分割により、内部統制強化に基づいたグループ全体の購買機能としての役割も確立していく。

 会社分割後のフェイスは、引き続きコンテンツを流通する新たな仕組みを企画・開発・マーケティングし、ビジネスインキュベーションを行うとともに、グループ全体の戦略統一とシナジー効果の最大化をマネージメントする。なお、新会社はフェイスが普通株式1000株を発行し、そのすべてを分割会社に交付する。資本金は8000万円。

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