“Macくん”も“パソコンくん”も便利に使える無線LANルータ--アップル「AirMac Extreme」 - (page 2)

Apple
内容:フルモデルチェンジを果たした、アップルのAirMac Extreme。名前が変わってないのがアップルらしいところだが、同じ名前でも旧モデルとは形状も性能も機能もまったく新しくなった。気になる速度やどのように使えるのかをレビューする。

より簡単になった接続ユーティリティー

  • 新しいAirMacユーティリティ。左に見つかったベースステーションの一覧が。機種によってグラフィックが変わるのが凝ってる

 設定は付属のAirMacユーティリティーで行う。従来、AirMacを設定するユーティリティーは「AirMac管理ユーティリティ」と「AirMac設定アシスタント」の2本立てだったが、新しいAirMac Extremeから「AirMacユーティリティ」に1本化され、古いユーティリティーは使えなくなったのでそこだけは注意。AirMac ExtremeはMac用と思われがちだが、Wi-Fi規格にちゃんと準拠しており、Windowsからも使えるし、PSPやWiiもつながる(はずである。うちでは問題なくつながっている)。

 AirMacユーティリティもMac版とWindows版の両方が付属するので、Windowsのみのユーザーでも利用可能だ。その点でも普通の汎用無線LANルータと思ってまったく問題ない。

 ユーティリティーを起動すると、設定アシスタントが立ち上がる。設定したいAirMacを選び、設問に答えていくだけで設定は完了だ。専門用語はあまり出てこないので、一般的な環境ならあっけないくらい簡単につながるだろう。

  • 選択するとアシスタントが起動する。黄色のインジケータはどこかに問題があることを示している。これはまだインターネットにちゃんとつながってないときの図

 セキュリティも、WEPやWPA/WPA2を使ったパスワード保護や、MACアドレス制御に対応している。一般的でないインターネット接続環境なら「ベースステーション」メニューから「手動」を選び、詳細な設定を行う必要がある。たとえば、既存のLAN環境に、AirMac Exctremeをブリッジとして使うときや、あとから設定を変更するときは「手動」モードを使う。わかっている人は「手動」にして個々の設定を細かく確認しながら行った方がいい。

 1本のソフトで「アシスタント」と「手動」の両方を賄えるのは便利だし、設定の内容によっては「黄色信号」がつくのも親切。たとえば、接続が間違っていてうまくつながってないとき、「パスワードなし」でセキュリティに問題があるときはそれを教えてくれる。

  • 「手動」にするとツールバーが現れ、細かい設定を1つずつ行える

  • 設定に問題があるとこのように詳しく教えてくれる。これはパスワードなしでセットしたときのアラート

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