ディー・エヌ・エー(DeNA)は3月8日、ソネットエンタテインメントの100%子会社であるスカイゲートの全株式4万4000株を取得すると発表した。取得価額は未定で、4月30日までに株式譲渡契約書を締結するとしている。株式取得にともない、スカイゲートは2008年3月期よりDeNAの連結子会社となる予定。
スカイゲートは、インターネットを利用した航空チケットを中心とする旅行商品の販売や、旅行に関連する情報提供を手がける会社。
DeNAグループでは、モバイル事業、ウェブコマース事業において、オークションやショッピングモール、物販などのECサイトを提供するとともに、新たな事業領域への参入にも取り組んでいる。2006年7月には、国際・国内航空券やパッケージツアーの予約・販売をはじめとする旅行代理店事業を28年にわたり展開してきた実績を持つエアーリンクを100%子会社化している。
今回の子会社化により、スカイゲートの運営する総合旅行サイトが持つ、リアルタイム空席照会、即時予約、即時決済のワンストップ提供や携帯電話対応といった強みと、エアーリンクの持つノウハウを融合し、DeNAグループのPC・携帯電話のネットサービスにおける総合的な集客力を生かすことで、旅行代理店事業におけるシナジー効果が見込めるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」