広告メディアに関する調査--『○○と検索してください』雑誌のユーザーは検索している

Webマーケティングガイド2006年12月12日 08時00分

 Webマーケティングガイドでは、ネット調査会社のマクロミルの協力のもと「第1回広告メディアに関する調査」をインターネットリサーチ調査にて行った。

 Webマーケティングガイドでは、既に定着しつつある『○○と検索してください』という手法について、実際どの程度認識されていて、また実際に検索という行動に移しているのかを調査を行った。

 その結果、実際に指定検索キーワードをアピールする広告を見て、検索という行動に移した広告メディアは『雑誌』が最も多くなった。

 調査対象は18歳以上のパソコンインターネットユーザー200人。男女比は男性50%、女性50%、となる。

 Q1でいくつかの広告メディアのなかで、指定検索キーワード広告を見たことがあるかという問いに対して、テレビが最も多く、62%が見たことがあると答えた。

広告メディアのなかで、指定検索キーワード広告を見たことがあるか

 Q2ではQ1で指定検索キーワード広告を見たことある広告メディアについてそれぞれ、その後実際に検索に至ったのかどうかという、設問では雑誌が最も割合が高かった。

広告を見て実際に検索に至ったのかどうか

 〜ながらユーザーが多いとされるテレビよりも、雑誌のほうが割合的には行動に移していることがわかる。 ここ最近で増えてきた「○○で検索してください」、最初は目新しさから検索を行うユーザーは多かったかもしれないが、一度検索をしてしまうと、目新しさがなくなり、ユーザーの興味も徐々に薄れていくのではないかと考えられる。これは継続的に調査をして確かめてみたいところである。

 こういった他メディアをつかったクロスメディア広告は今や多く見かけるが、クロスメディアから派生して、最近ではインターネット上のバナー広告でも「○○で検索してください」 という指定検索キーワード広告を見かける。 他のメディアで生み出したアイデアをインターネットでも行う。インターネットでのリッチメディア広告も増えてきている中、広告素材を統一したクロスメディア広告がさらに増えていくと考えられる。

サンプル数  :200
調査期間   :2006年11月17日(金)〜11月19日(日)
調査方法   :インターネットリサーチ
調査機関   :株式会社マクロミル
対象者     :20歳以上の男女

 本調査は、業界の全般的な調査となっております。
あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

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