Electronic Arts(EA)は米国時間2月26日の株式市場取引終了後、元社長兼最高業務責任者(COO)のJohn Riccitiello氏をEAに復帰させる人事を発表した。Riccitiello氏はEAの会計年度がはじまる2007年4月1日より最高経営責任者(CEO)として、同社に復帰する。
このニュースが流れた後、Riccitiello氏は短時間だがGameSpotの取材に応じ、EA復帰について「今回のチャンスでもなければ、(現在籍を置いている)Elevation Partnersを辞めようとは考えなかった」とコメントしている。そして、EAの立場や、(現在の会長兼CEOである)Larry Probst氏の在任期間を考慮すると、「今こそが引継ぎを行うべきときだ」と判断した、と付け加えた。
Riccitiello氏は、EAに23年勤務し1991年よりCEO職を務めているProbst氏に代わってCEOに就任する。
「新CEOとしてJohnが再びEAに戻ることをうれしく思う」とProbst氏はコメントしている。Probst氏はCEOのポストを引き渡した後、会長職としてEAにとどまることが決定している。「EAのスタッフと株主は、幹部としての彼のスキルとビジョン、そして業界における経験に敬意を払っている」(Probst氏)
Riccitiello氏は声明で、「EAを率いることは、私にとって夢の仕事だった。Larryと役員会がこのチャンスを与えてくれたことに感謝している」と述べている。「EAは卓越したスタジオとパブリッシングチームを持ち、経営が非常にしっかりした会社だ。新プラットフォームと市場に戦略的な投資も行っており、これが数年後に業界のリーダーとしての地位をさらに固めることになるだろう」(Riccitiello氏)
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