モバイルファクトリーは2月21日、米Linden Labが運営する「Second Life」において、企業サービスのクチコミ広告「Second Buzz!!」を開始した。
提供を開始したSecond Buzz!!は、ネット広告を利用するすべての広告主に対して、Second Life内でのプロモーションを、建築・デザイン・演出に至るまで全面的にコンサルティングを実施。今までのバナーといった平面的な広告手法から、仮想空間での3D表現により、商品をより実感しやすいサンプリングデモ展開が可能になるとしている。
サービスでは、仮想空間内での土地の手配、施設および配布物のデザインプログラム制作により見積りがあり、広告出稿費用、参入コンサルティングとして、それぞれ50万〜300万円の料金となる。
モバイルファクトリーでは、Second Life内での告知方法として、すでに展開している日本人専用居住区や、日本人の多く集まるスポット管理者との提携を積極展開していくことで、今後増える初心者のユーザーにも安心して楽しめるメディア提供を目指すとしている。
Second Lifeは、ネット上の3D空間で、ユーザー1人1人が自分で洋服や家具、家や乗り物など、全てを手作りで作成することで構成される世界を提供するサービス。この世界で作った物をユーザー同士で取引するビジネスが存在しており、仮想通貨であるリンデンダラー(L$)はUSドルに換金できる。なお、日本語版サイトも間もなく公開予定。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス