デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は2月20日、複数の投稿動画サイトを束ねたクチコミ(バイラル)CMネットワーク「kuchi-CoMa(クチコマ)」のサービス提供を開始した。
バイラルCMとは、ネットで個人ブログなどから波及する口コミ効果を目的とした動画広告のこと。現在、欧米では、YouTubeなどの大型投稿動画サイトを中心に、バイラルCMを利用した情報発信が流行している。
日本でも、数多くの投稿動画サイトが急速に立ち上がり、DACによると、企業がバイラルCMを用いて情報発信を行うための環境は充分ではなかったという。こうした背景から、DACでは複数の投稿動画サイトをネットワーク化することによる、クチコミ効果の向上として、バイラルCMネットワークのサービス提供開始に至った。
kuchi-CoMaでは、複数サイトのネットワーク化により、動画広告のクチコミ効果の最大化を目指し、ネットワークサイト内と、サイト外における動画視聴数の識別が可能。また、料金体系を配信課金制としているのが特長。開始1年間で50案件の獲得を目指す。
kuchi-CoMaサービス開始時点は、「Ask ビデオ」、「フォト蔵」、「FlipClip」、「ワッチミー!TV」の4つの投稿動画サイトにより構成。今後、このネットワークを構成するサイト数を順次増やしていくことにより、商品力をさらに高め、広告主、広告会社からのバイラルCMの出稿ニーズに応えていくとしている。
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