Windows Vista搭載でさらにパワーアップ--世界最軽量モバイルノートPC VAIO 「type G」 - (page 4)

文:石井英男 写真:津島隆雄2007年02月15日 17時28分
ソニー
VGN-G1ABNS
内容:ソニーのVAIO 「type G」は、軽くて丈夫でバッテリー駆動時間も長いという、三拍子そろったモバイルノートPCである。初代VAIO 「type G」が登場したのは2006年秋だが、Windows Vista登場にあわせてマイナーチェンジが行われた。春モデルのVAIO 「type G」は、OSがVistaに変更されただけでなく、CPUやメモリといった、PCとしての基本スペックも向上していることが魅力だ。

最大約11.5時間のバッテリー駆動時間を実現

 「携帯性」「堅牢性」と並んで、モバイルノートPCで重視される重要なスペックが「バッテリー駆動時間」である。VAIO 「type G」は、バッテリー駆動時間についても、現時点でトップクラスの長さを誇る。VAIO 「type G」では、サイズは同じだが、セル数が異なる2種類のバッテリーが用意されている。1スピンドルモデルには、バッテリーパック(S)が付属しており、約5.5時間のバッテリー駆動時間を、2スピンドルモデルには、バッテリーパック(L)が付属しており、約11.5時間の長時間駆動を実現している。もちろん、重量は多少重くなるが、1スピンドルモデルにオプションのバッテリーパック(L)を装着することも可能で、その場合のバッテリー駆動時間は約11.5時間となる。これだけ持てば、ACアダプターを持ち歩かずに、一日の仕事を十分カバーできるだろう。また、バッテリーの充電を80%や50%に抑えることでサイクル寿命(充放電回数)を延ばす、「バッテリいたわり充電モード」を装備していることも特徴だ。AC電源がない場所での使用時間が短い人は、バッテリいたわり充電モードを利用することで、バッテリーパックの寿命が長くなり、トータルコストの削減につながる。

 ACアダプターがコンパクトで軽いことも嬉しい。いくら本体が薄くて軽くても、一緒に持ち歩くACアダプターが大きくて重いのでは、携帯性が損なわれてしまう。さらに、ウォールマウントプラグアダプターも付属している。ウォールマウントプラグアダプターをACアダプターに装着すれば、ACアダプターをACコンセントに直接差せるので、ACケーブルを持ち運ぶ必要がなくなり、見た目もすっきりする。もちろん、ウォールマウントプラグアダプターのACプラグ部分は折りたためる構造になっているので、携帯時にも邪魔にならない。

  • VAIO 「type G」のバッテリー。手前が3セルのバッテリーパック(S)。奥が6セルのバッテリーパック(L)

  • バッテリいたわり充電モードの設定画面。いたわり充電モードでは約80%まで、超いたわり充電モードでは約50%までの充電にとどめることで、サイクル寿命を延ばすことができる

  • VAIO 「type G」のACアダプターは、非常にコンパクトで軽い

  • ウォールマウントプラグアダプターが付属する

  • ACアダプターにウォールマウントプラグアダプターを装着したところ

  • ウォールマウントプラグアダプターのACプラグ部分は折りたたむことが可能

  • ウォールマウントプラグアダプターを利用すると、ACアダプターをACコンセントに直接差せる

  • ACアダプターのDCプラグにはLEDが内蔵されており、通電時に緑色に光る

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