MS会長B・ゲイツ氏、アップルの広告キャンペーンに苦言

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年02月05日 21時02分

 Microsoft会長のBill Gates氏は、AppleのMac対PCを描いた広告キャンペーン「Get a Mac」のユーモアをあまり評価していないようだ。

 Newsweek誌のインタビューに応じたGates氏は、Windowsユーザーを擁護して次のように語っている。

 「Windows PCを使用している90%以上のユーザーが自分のことを、あの広告が表現しているように鈍感とかかっこ悪いと感じているとは思えない」とGates氏はコメントしている。

 Gates氏はまた、「Windows Vista」へアップグレードするには、大改造が必要になるという指摘にも、不快感を示している。

 Gates氏は、「われわれは間違いなく、競合他社よりも優れたユーザーがハードウェアに(Vistaを搭載することで)アップグレードできる取り組みを行ってきた」と述べる。「ユーザーは新しいマシンを購入してもいいし、アップグレードもできる」(Gates氏)

 このほかにもGates氏は、VistaはMacよりセキュリティでもリードしていると主張している。

 「ここ最近、セキュリティ関係者は毎日Macの脆弱性を見つけている。毎日、マシンが完全に乗っ取られてしまうような深刻な脆弱性を発見しているのだ。Windowsマシンの場合、そのような脆弱性は月に一度見つけらるかどうかだろう」(Gates氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]