新OS「Windows Vista」が1月30日に発売されると同時に、パソコン各社も搭 載モデルを一斉に発売した。Vistaを起爆剤に、06年は不調だったパソコン市 場が復活するかどうかに注目が集まるなか、発売直後の人気モデルも気になる ところ。そこで、1月30日と31日の「BCNランキング」を使って、Vista商戦が 立ち上がった2日間の売れ筋動向を速報する。
デスクトップとノートを合わせたパソコン全体で発売直後の2日間の動向を 見ると、Vista搭載パソコンの販売台数シェアはすでに45.6%。市場のほぼ半 分が新OSに切り替わった。量販店では「『Vistaしかない』と待っていた人が 平日にもかかわらず大勢パソコンを買いに来ている」(ビックカメラ)、「夕 方以降、閉店まで、ビジネスマンを中心とした人たちが購入に訪れ、予想以上 の売れ行き」(エディオン)だという。
一方、前OSのWindows XP搭載モデルは50%。デスクトップとノートを合わせ たパソコンの販売台数シェア1位も3.48%で東芝のWindows XP搭載ノートPC「PAAX940LS」だった。Vista発売で価格が下がり、実勢価格は10万円前後。安さ が人気を集めたようだ。こうした、値下がりしたXPモデルが上位を占める場面 はしばらく続きそうだが、徐々にVistaモデルに切り替わっていくものと思われる。
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