ソニーの勇敢な騎士、ストリンガーCEO(前編) - (page 2)

文:Michael Kanellos(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年01月31日 10時30分
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Wiesenthal:PS3にはPS2とは違って、本体とソフトウェア以外にも、オンラインサービスという、経済的な価値の3本目の柱があります。PS3では無線LANが使え、人々は今もゲームを買ってくれています。これまでのところは期待通りですし、将来は独自のテレビや音楽などのコンテンツを持ちたいと考えています。この3つめの収入源が、経営の助けになるはずです。

Stringer:確かに。そして、PSPの新たな流れについても、楽観的な見方ができます。PS2はクリスマス商戦では予想よりはるかに健闘してくれ、利益がどのくらいになるかは分かりません。エレクトロニクス関連企業は、現在非常に見通しが明るい状況ですが、これだけでわれわれの目標を達成することができるかどうかを評価し、判断するのは私です。また、わが社は多くの危機管理計画を持っていなくてはなりません。

--Blu-rayプレイヤーの価格が下がり、主流の商品になるのはいつでしょうか。

Glasgow:DVDが普及した際のことを振り返って考えると、価格が299ドルから399ドルに下がるまでに3年かかりました。私は、Blu-rayについてもほぼ同じだと考えています。私は、3年でその価格水準まで下がると思います。少し長くかかるかも知れませんが、私はこの件はDVDに似ているはずだと仮定しています。

 わが社は、部品の費用について、一部管理しています。この商品には、多くの部品が使われています。生産量が増えれば利益も上がり、効率も上がって、部品の価格は下がります。

--最終的に財務的なゴールを達成するための利益をどこから出すのか、まだ決めかねているように聞こえます。それを、向こう3カ月で意思決定される予定だということでしょうか?

Stringer:いいえ、私が3カ月と言ったのは、単に発表が3カ月以内に行われるということです。ソニーでは、ひとつひとつの意思決定に3カ月かかることはありません。そのように見えるだけです。実際、私はそのお金を作れますし、どこから得れば良いかという考えもあります。しかし、その数字に至る方法についてわが社は組織としての合意を作らなくてはなりませんし、その根拠についても再検討する必要があります。

 エレクトロニクス関連企業は12月は非常に好調でした。他の組織の12月の状況については、まだ見ていません。どのように5%を達成するかを決める前に、方程式に入れなくてはならない多くの異なる要素があります。私は来週から1カ月、日本に行きます。私は、目標を達成するの道を見つけるという約束をしました。

--エレクトロニクス関連企業は、全体像のどこに位置するのですか。

Stringer:最近はソニーグループ全体のことを「Sony United」と呼んでいますが、私はSony Unitedがそれぞれが独立した損益計算書の集まりだとは考えたくありません。これは、われわれが抱えていた過去3年から4年間の問題でした。しかし現在は、ひとつの共有環境になっています。

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