松下、パスワードで録音内容の漏えいを防ぐセキュリティICレコーダー2機種

 松下電器産業は1月26日、情報漏えいを防ぐセキュリティ機能を搭載したモノラルICレコーダー「RR-US470」「RR-QR270」を3月10日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は、ズームマイクを装備した「RR-US470」が1万3000円前後、「RR-QR270」が1万円前後の見込み。

 2 機種とも、業界初のパスワードによるセキュリティ機能「クルッとセキュリティ」を搭載。4桁のパスワードを入力しない限り、セキュリティ専用フォルダに録音した音声ファイルを再生できないようにした。パスワードは本体正面のジョグダイヤルを使って簡単に入力可能。ジョグダイヤルを使うと、音声ファイルの聞きたい部分にすばやくアクセスすることもできる。

 さらに上位モデルの「RR-US470」は、前方のターゲットの声をはっきり録音できる「ズームマイク」を搭載。会議やメモ録音に加え、講義、講演、インタビューなどの幅広い用途で利用できる。また、従来の音声認識機能、翻訳・音声合成機能に加え、ICレコーダーに録音した音声ファイルを、他人のPCで再生・転送できなくする「インテリジェントセキュリティ」機能を搭載した PCソフト「Voice Editing Ver.2.0 Premium Edition」が付属する。

 最大録音時間は、SPモードで「RR-US470」が約134時間、「RR-QR270」が約167時間40分、HQモードではどちらも約39時間。本体サイズは幅 38.8×高さ105×奥行き14.0mm、重さは乾電池込みで「RR-US470」が62g、「RR-QR270」が60g。

松下電器産業=http://panasonic.co.jp/

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