「Windows Vista」はまだ一般発売を1月30日にひかえているが、Microsoftはすでに同OSのバグフィックスやそのほかの拡張を含む最初のサービスパックのリリースに向けた準備に取りかかっている。
Microsoftは、Windows Vistaの初期テスターとなってくれる企業を募集している。「興味のある顧客はMicrosoftのテクニカルアカウントマネージャーに連絡し、推薦を受けてほしい」とMicrosoft関係者は電子メールで述べている。
Windows Vistaの小売店での販売開始は来週だが、大規模な企業向けには2006年11月から販売されている。
当然のことだが、最初のサービスパックの内容はまだまとまっていないようだ。しかし同社は、「Windows XP Service Pack 1(SP1)」のようなアップデートを1回と、Windows XPの主要な修正を行った「Windows XP Service Pack 2(SP2)」よりは小規模なアップデートを数回リリースするとしている。
「Windows Vista SP1は、セキュリティ関連のアップデートと重要な修正のほか、全体的な品質の向上を目的としたそのほかの部分的な変更を加えた標準のサービスパックとなる予定である」と同社関係者は述べた。
Microsoftは、Vista SP1の「正確なリリース日程を現時点で明言することはできない」としたが、「従来のWindowsに対してサービスパックを提供した際と同様のタイミングで、Windows Vistaの最初のサービスパックをリリースする予定である」と述べた。
Windows XP Service Pack 1は、XPが発売してから11カ月後の2002年9月にリリースされている。
Microsoftの企業テスター募集のお知らせは、APCmag.comで米国時間1月23日早朝に掲載された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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