NECは1月15日、マイクロソフトの新OS「Windows Vista」を搭載した個人向けPCで7タイプ27モデルとビジネス向けでPC10タイプ44モデルを発売すると発表した。
個人向けはデスクトップPCが「VALUESTAR」シリーズ3タイプ(S、W、L)12モデル、「ValueOne」シリーズ1タイプ(MT)3モデル、ノートPCが「LaVie」シリーズ3タイプ(L、C、J)12モデルで、計7タイプ27モデルのラインアップとなっている。このうち、23モデルには個人向けの高機能バージョンとなる「Windows Vista Home Premium」を搭載。統合ソフトが「Office Personal 2007」に一新されたほか、4モデルにはプレゼンテーションソフト「Office PowerPoint 2007」も採用されている。
デスクトップPCでは液晶一体型の「VALUESTAR S」に地上デジタルTVモデルを追加。「VS790/HG」にはBlu-ray Disc(BD)ドライブも搭載されている。
ノートPCでは「LaVie L アドバンストタイプ」に地上デジタルTVとBDドライブを装備するほか、「LaVie C LC950/HJ」にもBDドライブが採用されている。HDMI端子を搭載しているため、HDMI対応テレビとの接続も可能だ。そのほか、軽さと堅牢性、長時間駆動を追求した12.1型液晶のモバイルノートPC「LaVie J」2モデルも新シリーズとして追加されている。
これらの個人向けPCは1月30日から順次発売される予定。ウェブ直販のPCショッピングサイト「NEC Direct」では、最上位版の「Windows Vista Ultimate」、ネットワークドメイン参加機能を持つ「Windows Vista Business」などを選択できるオリジナルモデルも用意されるという。
ビジネス向けはデスクトップPC「Mate」シリーズとノートPC「VersaPro」シリーズで、ニーズに応じて選べる計10タイプ44モデルがラインアップされている。OSについては大半のモデルでVista Businessを採用しているが、モバイルノートPC「VersaPro UltraLite」シリーズではVista Ultimate搭載モデルも用意。FeliCaや指紋による個人認証機能に加え、Vista Ultimateに搭載されるハードディスクドライブ暗号化機能により、強固なセキュリティ機能を実現している。
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