KLabは12月21日、シーエー・モバイル(CAモバイル)とIMJモバイルの2社と、業務提携を目的とした資本提携について合意したと発表。携帯電話事業に関するそれぞれの技術的資産、開発力、顧客基盤を融合させたサービスの開発や提供、販売を共同で推進していく。
KLabは、携帯電話に関する研究開発とともに、携帯電話を用いたビジネスソリューション、事業者向けコンサルティング、コンテンツ企画開発を展開。
CAモバイルは、モバイルインターネット分野において、モバイルビジネスに特化したリーディングカンパニーとしての経験とノウハウを持つ。
今回の提携で、CAモバイルは、KLabが行う第三者割当増資の引き受けにより、12月末に株式取得を予定。KLabとCAモバイルで構成する「ステアリング・コミッティ」を設置し、企画・開発案件の検討・決定を共同で遂行する。また、技術やサービス開発において緊密に連携していくことを目的とし、定期的に技術やサービスの動向などを協議する機会を設けるとしている。
一方のIMJモバイルは、IMJグループにおけるモバイル関連事業として、ウェブインテグレーション事業、エンターテインメント事業、広告・マーケティング事業を展開している。IMJモバイルは、Klab株主からKlab株式の一部を取得する。
今回の提携により、KLabとIMJモバイルのライセンス技術や、パッケージ製品の相互販売、メディア間の協業、他社向けソリューション事業の共同参画を予定。さらに、KLabとIMJモバイルで構成する検討委員会を設置し、それぞれの強みを融合させたサービスの開発や提供、販売などを検討していくとしている。
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